気ままに雑記草

体や心の動き、読んだ本、暮らしについて。

素振り

「試行錯誤に漂う」保坂和志

なかなか読み進まない。

心に余裕がないと読めないらしい。

 

その中の「素振りについて」

松井秀喜が引退の記者外見で、20年間で一番に思い浮かぶシーンを「長島監督と二人で素振りをした時間」と答えたという話から。

二人ですんのかー?と不思議に思ったけど、

いい素振り音のときにすかさず

「今のスウィングだ。」

長島監督が言うらしい。

その手応えとか実感を覚え、それを再現できるようになり、自信につながるのか。

 

私も稽古で同じように素振りさせてもらってると思う。

「それだ。」と技にかかってもらえるときの手応えがなさすぎて、同じところに戻れない。私は上達するんだろうか。

 

それにしても稽古後のからだの軽さは不思議。