詩人の生態
ひさしぶりにアート展に足を運ぶ。
大学の時はアートを学ぶ学科だったから、アートはそれこそ空気のようなものだった。だからこそ近いものにわく感情、愛憎というかのか、ちょっとした抵抗があった。最近やっと自然にアートに触れたいなと思うことができている。
谷川俊太郎さんの作品は、小学校の教科書、あとはテレビCM等で影響をうけてきた感がある。
大学の授業にゲストで来ていたのを見たこともあるし。
展示は大きく3つ。①詩を音や映像作品にしたもの ②谷川俊太郎の自己紹介の詩を元にした展示 ③その他
一番興味深かったのは、谷川さんが使用しているパソコンがそのままの展示されていて、タイピングしていっている画面がリアルな時間の流れで再生されているやつ。
息づかいというか、タイピングミスも含めて、思考の流れに入れるのが楽しかった。
改めて思ったけど、詩人て生身感がすごい。文学青年ていうと、ひょろっとした人嫌いのもやし子(偏見です)のイメージだけど、詩人はエネルギッシュというか生きているざらざら感がある。ざらざらし続けてほしい。