瞑想コース記⑥
瞑想コースから帰ってきて、センターからメールが来た。瞑想の手引きがついてる。
あー、こんなこと言ってたよなという復習になる。
10日間の夜7-9時は講話があった。
長いんだけれど、私は好きな時間。
ヴィパッサナーを実践する上で、原始仏教の基本的な考え方を知る時間。
いろいろな仏教書を読み漁った私としては、はじめて知ることは少ないけれど、復習の時間であるし、
はじめての人にこんなふうにシンプルに説明できるのだという学びになった。
仏道を実践するうえで一番大切なことは何か?
それは八正道だ。
そしてその中に戒がある。
戒は普通モードで5つ。瞑想修行モードで8つある。
○生き物を殺さない
○盗まない
○不倫とか淫らな行為をしない。
○嘘をついたりしない。
○酒や麻薬をやらない。
○正午を過ぎてからの食事NG
○化粧や娯楽などNG
○贅沢すぎるところNG
いままで瞑想会に参加すると、呪文のように唱えてきたけれど、実際これを守らないと瞑想できないわーと納得した。
豪華なおうちで、心地のいいソファがあって、大型テレビがあって、クリーニングが必要なお洋服をきて、肌年齢を気にして美容に励み、ましてや美味しいもの、サシの入った和牛などを鱈腹たべ、ワインを嗜み、日々パートナーと(パートナー以外の人とも)楽しく過ごしていたら、
朝晩1時間も座るなんてことは不可能だ。
上記は私の妄想で冗談だとしても、
酒を飲んでしまうだけで夜瞑想することは不可能になる。
八正道にしても、宗教儀礼でなくて、
瞑想して心穏やかに生きていくために、
最低限必要なガイドラインだろうと思う。普遍的な。